シャネルで夏支度
いや〜。
すっかり間が空いてしまいましたね。
ボーッと生きてる間に世の中何と元号まで変わってました。
このブログの更新の空き具合で季節の移り変わりを知る今日この頃。
ついこの間あけおめことよろしたばっかりだって言うのにもう6月?時の流れに身を任せすぎたわって感じだよねホント。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
日本はすっかり夏モードですが、その前に梅雨とかいうアレが来るんですよね。
わたしは情緒もクソもない人間なので、雨の日もいいよね…雨の音聞くの好きなの…なんて1ミクロンも思いません。
梅雨って髪の量が8倍になるんだよマジで。
というわけで、久しぶりのブログはそんな嫌な季節もちょっとイイ感じで乗り切れそうな、わたしの今めちゃくちゃラブなアイシャドウについて書きたいと思います。
確か去年の夏もこのブログでシャネルのベージュが大好きだとお伝えしたと思うんですが、今年も激アツです。
ちょっと前にレベージュの素敵なコレクションが発売されたけど、バカだからあんなに買うと息巻いていた9色アイシャドウを何と買いませんでした。
ちょっと生きる気力を失ってただけです。(空を見上げながら)
でもシャネルはそこんとこ抜かりないから、あんだけベージュやブラウンまみれのパレットを出しておきながら、6/1のクルーズコレクションでまたブラウンのパレットを世に送り出してきたんです。
それがこれです。
レキャトルオンブル ルミエールナチュレル
今年のクルーズはヴェルニがとっても綺麗で話題ですが、このキャトルも心待ちにしていた人が多かったと思います。
すごく今年っぽいアイシャドウですよね。
春夏はアースカラーが流行中だし、ここ数年シンプルでリラックス感のあるファッションが主流なのでそういう服装によく合うだろうな〜という感じ。
わたし自身も春からベージュやブラウンの服ばかり買っているんだけど、今季のベージュってコンサバになりすぎないものが多くてとっても好きです。
ヘアカラーも赤みを徹底的に消したクールなグレージュ一辺倒から柔らかいベージュにシフトしてきてる(わたしも最近はずっとベージュ)から、目元もこういうシンプルな感じがオシャレっぽくないですか?
わたしは赤キャトル、茶キャトルとシャネルのマットブラウンのことは大変信頼しているのでもちろん予約していたわけなんですが、今回のキャトルは本当に使いやすく、なおかつ簡単に垢抜けた雰囲気が出せるので買ってからほぼ毎日使ってます。
一見何の変哲も無いベージュ〜ブラウンなんだけど、夏のからりとした明るさと、その光によって生まれる陰影の表現が見事です。
参考にならないスウォッチも置いときます。
スウォッチ右から左上のプラチナカラー、右上のベージュ、左下のミディアムブラウン、右下の締め色ブロンズ。
赤キャトルのような濃密さはなく、茶キャトルまでクールに傾かず、乾いた砂のような雰囲気のさらっとシンプルな黄みベージュです。
特に左上の鈍いプラチナがすごく良い色。
イエローベースのわたしにとってこの手のシルバー系のハイライトカラーって、すごく浮いたり鯖みたいに光って古臭い顔になったり老けて見えちゃったりするんですが、このゴールドをわずかに纏ったプラチナはとても肌馴染みが良い。
それでいて最後に瞼の中央に足すと涼しげな煌めきが主張してくれて、この色のおかげでめちゃくちゃ今っぽい顔になるんだと思う。
オレンジブラウン!テラコッタ!煉瓦色!のメイクはもちろん似合うんだけど、もうやり尽くした感あるもんね、夏だしちょっと力抜いて行きたいよねという気持ちなので、このキャトルは本当にそんなわたしにぴったりなのです。
しかもナチュラルと見せかけてちゃっかり目は大きく見えるし瞼に彫りというものが爆誕するので、機能面でもとても素晴らしい。
するするでしっとり肌に溶け込むような粉質も安定のシャネルクオリティ、あたいやっぱりシャネルが好き。
箱がベージュカラーなのも鬼カワ。
クルーズはこのキャトルしか買わなかったけど、スティロオンブルとかハイライター&ブロンザーのデュオ、アイグロスもどれも本当に可愛くてトータルで揃えたかった。
でも今年はマジのお気に入りを少しずつ買い集めて、ちゃんと使っていきたいなと思っているのでグッと堪えました。(財力の問題とも言う)
茶キャトルこと308と並べると同じブラウン系4色でも全然違うよね。
ルミエールナチュレルはもっと黄みが強く、明るくて、締め色もシマー入りの濃すぎないブロンズなので軽やかで夏っぽい。
茶キャトルは4色とも全てマットで、ベージュなんだけど無彩色と言うか、全体的にグレーのフィルターをかけたような、煙たいニュアンスが素敵です。
ルミエールナチュレルは春夏の明るい自然光の下、茶キャトルは冬の曇天や秋の肌寒い雨の日なんかに使いたくなる雰囲気。
どちらも大好きなパレットです。
わたしはルミエールナチュレルを使うときはNARSのベルベットシャドースティック8265 sirosを上下瞼全体に塗って指でぼかし、同じくNARSのシングルアイシャドー5308 night starで押さえて瞼をサラサラに整え、まずは左下のブラウンからアイホールに広げます。
かなり広めに塗ると陰影がしっかり出せる。
右上のベージュで眉下や境目をぼかし、右下のブロンズを二重幅に入れ、最後に瞼の中央に指で左上のプラチナを乗せます。
下瞼は左下を全体、まつげの生え際に右下をスマッジブラシなどで細く入れて終わり。
二重幅にプラチナをアイラインのように引くのも、瞬きした時なんかにキラッとして可愛いよ。
目元はナチュラルだけど陰影をしっかりつけて、リップはやっぱり赤を合わせるのが簡単にそれっぽく見えるのでつい赤リップ塗っちゃう。
本当はリップもベージュでワントーンなんてのも絶対オシャレだからやってみたいけど、唇に色が付いてないと死相が出るタイプのアラサーにはハードルがスカイツリーより高いわ。
そんなわけで赤みベージュのリップ求む。
さて!
また長々と喋ってしまったのですが、本当にこのパレットは名作です。
惜しむらくは限定品だということなんだけど、これが定番で買えるのであればわたしたぶん毎日これしか塗らないレベルなので、限定でよかったんだと思う。
あと、実は引き取りに行ったカウンターでフレグランスのラインのレゾー ドゥ シャネルから限定品のリヴィエラというオードトワレを紹介されて、それがめちゃくちゃ好きな香りだったのですが何せいきなり125mlのクソデカボトルを見せられたもんで、とりあえず買わずにデパートを出て美容室に行って前髪を切ってもらったんだけど、その帰りにも欲しい気持ちが消えなかったのでポチッとしました。(カウンターにカムアゲインする勇気はなかった)
次はNARSのサマーについて書きたいから、その時にでも紹介するね!
まぁ今月中にもう1回更新できたらいいけど、またボーッと生きてる間に夏真っ盛りになっていそうな気もする…。
暑かったり肌寒かったりですがどうか皆さん体調には気をつけてくださいね。
それではまた!