パーソナルカラー診断に行ってみた話

 

 

こんにちは!

すっかり寒くなってきましたね。

コスメ暦を生きている皆さんはホリデー通り越して来春を見据えている頃だと思います。

鬼が笑うどころの話じゃねぇ。

 

今日は思いつきで行ってみたパーソナルカラー診断の話をします。

 

まず最初に述べておくと、わたしはPC(パーソナルカラー)をはじめとするイメコン界隈に関しては中立派です。

お化粧品やファッションは自分が心地良ければ何でもいいと思ってるので、「自分が満足すりゃええ!!!」というのは勿論あるんですが、やっぱり自分のこととなると似合う似合わないって気になるじゃないですか。

「あなたはPC○○だからこれは似合わない!着ちゃダメ!」って他人にワーワー言ってるのを見るとモヤモヤしちゃうし、わたしはPCとはその人の性格とかは取っ払ってシンプルに見た目の話であると理解しているので、「PC○○の人はこういう性格」みたいな性質までカテゴライズされるようなやつはスピリチュアル的なアレを感じてゾワゾワしてしまう。

 

そんな時はけみおに倣ってそっと心の中でスワイプして消しちゃってるんですが、「自分がより輝いて見える色やデザイン」っていうのは確実に存在しているよなという気がしていて、勉強のためにも一度は受けてみようと思い立った次第です。

 

今回伺ったサロンの先生はとてもハキハキしていて親しみやすい雰囲気の方で、サロンも暖かいナチュラルな感じでとても落ち着いて過ごせました。

90分の診断だったんですが、まずは自分の好きな色・よく身につける色・メイクでよく使う色・なりたい雰囲気etc.を用紙に記入して、それについていくつか先生から質問をされてお話をしながら肌の色・掌の色・髪の色・瞳の色を見てもらいました。

 

ちなみにわたしが好きな色はゴールド・黒・ベージュ・赤で、普段よく着る服の色は、ベージュ・アイボリー・黒・ブラウン・テラコッタ・カーキ・ボルドーです。

メイクはブラウンやゴールドのアイシャドウ、リップはテラコッタ・ブラウンが混じった赤・ビビッドな朱色。

アクセサリーは圧倒的にゴールドが好き。

髪の毛と瞳は真っ黒ではなく深い焦げ茶、肌は黄色くて頬の血色がなく、すっぴんは72時間寝てないんか???」ってくらい顔色が悪いし、唇は何も塗らないと死相が出てるレベルで色が薄いです。

そして日焼け止めをバカみたいに塗りたくってもお外に出ると秒で黒くなる。

あとは全体的に、ベースメイクもリップもマットな方が顔から浮かずに馴染む気がしています。

 

青みがかった色、それも特に淡くて可愛いパステルカラーは身につけた瞬間に「ヤバイこれ死んでる」と自分でもハッキリ認識していて、自分の中ではイエローベース、その中でも濃くて深みのある色の方が似合う気がしていたのでオータムだろうなぁと予想していました。

 

そんなこんなで雑談の後、先生から「そもそもPCとは」というところから、それぞれの季節の色調や特徴を解説してもらって、実際に4シーズンの布を当てて見てもらうドレーピングに移りました。

 

ちなみに、単に黄みが得意とか青みが得意というだけでスパッとわかれるんではなくて、高明度がいけるから夏のパステルカラーもOKとか、濁ってればいけるから秋のソフトな色も大丈夫、濃い色が得意だから冬のこの色もいけるなど、イエローベースとブルーベースでもそれぞれの季節同士に共通点があるんですよってことらしい。

そして、「○○が似合わない」とかよく聞くけど、例えば同じピンクでも色調が違うだけでどの季節にも「似合うピンク」があるからそういう思い込みは危険だと。

「この色は避けましょう」みたいなことを言われたら嫌だな〜と思っていたので安心。

 

「ドレーピングは顔と布との調和、顔色や唇の色の変化を見てみてくださいね」と言われ、似合う色は血色が良く見え、顔と布が無理なく馴染んでいる色、顔が青白く不健康に見えたり、顔だけ浮いたり逆に布だけ浮いて見えたりするのは似合わない色だと教えてもらってスタート。

 

まずはゴールドとシルバーのドレープを当ててもらったんだけど、シルバーの布に変わった瞬間の顔面の青ざめ方が面白かった。

肌そのものの色が白く見えるのはシルバーだけど、唇の色までサッと青ざめてしまって何と言うか存在感が薄くなった。

ゴールドの方が血色が良く、なおかつ顔が立体的に見えました。

 

次に生成りのようなベージュがかった白と純白で比較しました。

これも純白の布に変わると布だけ浮いてしまい、合成写真みたいに見えた。

生成りの方が自然に馴染んでいました。

 

その次からは同じ色を4シーズンごとに分けたドレープで、まずはピンクを当てられた。

春の可愛いピーチピンクも悪くない、普段ピンクはなかなか着ないけど肌映りだけで言うと明るく見えていい感じ。

その次は秋のピンクで、これはサーモンっぽいソフトで落ち着いたピンク色だった。

先生いわく、春も結構いいけどあずさんはこっちの方が違和感なく調和していてピンクは秋の方がいいかもね、と。

次に夏の淡い青みピンクを当てられて、「うわぁ顔死んどる」ってなったんだけど先生も同じく「うわ〜青ざめちゃいますね…」って言ってました。

色自体は薄いから浮いてるとかじゃないんだけど、唇の色がスンッて消えてめちゃくちゃ幸薄そうな冴えない人になってました。

最後に冬のビビッドなフューシャピンク。

これはもう当てなくても色だけが宙に浮いてるなって感じ。

肌色とかを見る前に、布だけが目立って「顔どこ行った?」ってなる。

よく冬の色で「顔が負ける」っていう表現を目にするんだけどそれが視覚で理解できました。

「冬のピンクだと、ピンクの人!って感じになってますよね。」って言われて確かに…ってなった。

 

この時点ではまだ先生もイエローベースの方がいいかもね〜って感じ。

 

次は緑。

春の鮮やかな黄緑色はピンクと同じく、肌映りは悪くないけどちょっと浮いてるかな?

秋の濃い緑はインパクトはありつつも違和感なく落ち着いてシックな感じに見え、緑も秋の色がベストだねとのこと。

夏の青みがかった薄い緑はこれまた顔面蒼白現象が起こり、ここで夏が一番苦手なんだなと悟りました。

先生も「う〜ん夏はなさそうだね〜」と。

冬の緑は色のトーンは秋と同じくらいだけど、比べてみると断然青みが強くてやはり顔色が不健康そうに見えた。

 

続いて青。

青はブルーベースの人が当然似合いやすいけど、イエローベースの人の青もちゃんとあるんだよと言われたので、先生もおそらくすでにわたしがイエベだとわかっておられたと思う。

春の青は爽やかで清々しい濁りのない青だけど、黄みが入っていて夏や冬の青とは全然違った。

これもちょっと色が強すぎるかなという印象。

秋はもっと黄みがかって緑に近い青。

顔との馴染みも良く、「わたし青もいけるんじゃん」という気持ちになりました。

夏の青は淡い綺麗な水色で、これはもう死んだどころではなくてもはや笑ってしまった。

先生も「夏は全般的にちょっとアレですね〜」と言われてました。

冬の青は潔いリッチなロイヤルブルー。

これも冴えすぎてて布だけが浮いていました。

 

ここまでで、「やっぱり秋が一番いいですね!」と先生に言われ、わたしもそうだよな〜と納得しかしてない状態。

 

さらに黄色のドレープ。

春の黄色は暖かみのあるたんぽぽのような綺麗な黄色で、「これは春もあり!」と言われました。

秋はこっくりとしたマスタード、これは顔映りも良くて生き生きとして見えたし、似合うな〜と自分でも思った。

夏の黄色はドロップのような淡いレモン色。

やはり顔が青ざめてしまう上に、地味でぼんやりとした印象。

冬は鮮やかな蛍光イエローで、「まぁこれは冬の人でもなかなか着ないですよね…。」と先生苦笑い。

 

イエローベースなだけあって、黄色はやっぱり得意みたいです。

 

そして赤のドレープ。

春のエネルギッシュな鮮やかな朱赤も当ててみると血色が良くなって意外といい感じ、でもこの色の洋服はちょっと難しいな。

秋の赤は同じくらい濃いけど、それよりもトーンが落ち着いてシックなイメージ。

「わたし秋の赤がめちゃくちゃいいと思います!似合ってます!」って先生に言われたんだけど、なるほど大人っぽさもありつつすごく華やかに見える。

夏の赤は青みがかったウォーターメロンカラー。

この色、めちゃ甘くて可愛くて素敵な色なのに、やはりスーッと唇の色が消えてしまった。

でもすごく綺麗で華やかなお嬢さんって感じの色でした。

冬の赤はダークなバーガンディ。

先生から秋の濃い赤とバーガンディって結構間違われちゃうけど、比べると全然違うよと言われてドレープを比較してもらったんだけど、ホントだ全然違う。

「秋は深みがあって濃いところは一緒だけど、黄みが入ったブラウン寄りの赤です。」って説明されて、冬の赤と交互に当ててもらったら、冬の赤は色が濃い分似合わないことはないけどちょっと凄味があるというか、顔が白くなる分怖い感じになってしまった。

 

最後は紫のドレープ。

紫はイエローベースには鬼門と言われてるそうで、赤と青が混ざった色だからなかなか似合いにくいらしい。

春は綺麗なすみれ色。

これは紫は難しいって言われた通り、同じイエローベースの春の色でもちょっと…な感じの仕上がりでした。

秋の紫はかなりダークで、他のシーズンと比べると断然しっくりはきてるけど、それでもちょっと老けるかなって言われた。

何て言うか、位の高い僧侶が着てる法衣みたいな感じになってました。

逆にフォーマルな場面ではありかもしれない。

夏は紫陽花のような青紫。

これは色が顔面に移っちゃう感じで顔が青くなってしまった。

先生「夏がホント苦手みたいですね。」

わたし「もれなく死んでますねwww」

なんて言いながらお送りしてました。

冬はダークだけど濁りのない青みの強いパープル。

これも冴えすぎててダメだった。

 

という感じで、もうわかりやすくイエローベース、1stは秋、春も鮮やかすぎない濃い色なら大丈夫という診断になりました。

ベストカラーは秋の濃い赤。

先生いわく、結構最後までいってもどの季節か悩むお客さんもいるけど、わたしは早めの段階から「イエローベース」っていうのがハッキリしていたそうです。

なので黄みがあり、色が濃く深いものを選ぶということを覚えていれば大丈夫とのこと。

あとは、「それぞれの季節で淡い色調が似合う人もいれば強い色味が似合う人もいるけど、わたしは「大人っぽく、華やかに見られたい」という希望があったのでそれも加味して考えると深みのあるトーンの方がいいと思います。」と言われていました。

 

16分割とか受けるともっとはっきりするんだろうけど、わたしはある程度自分のことは把握しているつもりだったので、好きと似合うが一致していたこともあってか十分納得できた。

普段選んでいる服やコスメもバッチリです!って言われて、日頃化粧品をバカみたいに買ってた甲斐があったなって思いました。

 

先生は冬夏の生粋のブルーベースの方だったので、秋春のイエベ女のわたしとは確かに全然違いました。

全身黒で黒髪なのにお葬式みたいになってない!なるほど!って感じ。

終始笑顔で接してくださって、「これはダメ」とかの強い表現も使わない先生でとても楽しかったです。

今後のお買い物で迷ったや失敗できない時なんかはとても良い指針になると思うし、苦手だけど好きな色はボトムや小物で足したりとか、バランスの取り方が大事と言われてウンウン頷いていました。

 

「似合う・似合わない」って今まで何となくで考えていたけど、今日診断を受けて視覚で理解できたというか、あやふやだったものがスンッと腹に落ちた感覚があってとても勉強になった。

 

そんな感じで、かなり長くなってしまったし写真1枚もなくて読みづらかったと思うのでそろそろ終わります!

次はNARSでちょこっとお買い物したものについて書こうかな!

 

ではではー!