NARS 2018 FALL COLOR COLLETCION
7月にECサイトオープンとリップの限定コレクションの発売、9月にもデュオやシングルアイシャドウのリニューアルを控え、何かと話題に事欠かないわたしたちのNARSですが、その合間にフォールコレクションが発表されました。
1ヶ月後にアイシャドウがドバドバ発売されるからか、秋コレはボリューム控えめ。
・クワッドアイシャドー2種
・リップパレット1種
・ブローパーフェクター
の3アイテムのみのラインナップでした。
しかもクワッドはEC限定とはいえ今後も継続して買えるので、「NARSってばようやく茶の間のニーズに応えられるようになったのね」という気持ち。
でもどうなんでしょう、EC限定のクワッドやリップパレットなんかも9月に発売になるようなんですが、やっぱりNARSの醍醐味ってカウンターで直に色んなテクニックを教わることなのでは?と思ったりもします。
とまぁそんなことを考えつつもしっかり予約していました。
購入したのは↓の2つです。
・クワッドアイシャドー 3970 MOJAVE
・セブンデッドリーシンズ オーデイシャスリップスティックパレット
クワッドアイシャドーはついに出たかという感じですが、4色のアイシャドウパレット。
FALL INTO TEMPTATION
濃厚なカラー。贅沢なテクスチャー。多彩に広がる表現。うっとりするような新しいクワッドアイシャドーが4色のセットに。フランソワ・ナーズが特別に選んだユニークなカラーが、何にも束縛されない自由なアーティストリーを呼び覚まします。なめらかなマットから光沢のあるサテン、多次元的なグリッターまで、様々な仕上がりで目もとを飾って。ひと塗りで強いインパクトのある発色。自分だけのルックを手に入れて。誰もが欲しがるパレット2種で自由自在に楽しんで。
クワッドアイシャドー 3970 | NARS Cosmetics
らしいです。(投げやり)
しかしながらNARSの強火重課金勢としては見逃せないワードが。
フランソワ・ナーズが特別に選んだ
フランソワ・ナーズが特別に選んだ
フランソワ・ナ(以下略
もうこういうこと言われると無理よね。(ちょろい)
だってフランソワがわたしのために選んだ( )アイシャドウを手に取ってメイクができるんですから!!!!!
最高!!!
とりあえず早いとこアイシャドウパレットの角に頭打ちつけて死んじまいなって感じでお送りしていますが、MOJAVEはこんな子です。
ホラ〜!!!可愛い〜!!!!
ちなみに公式の商品イメージが↓なんだけど、実物はこんなに黄み強くないです。
もっとニュートラルというか、どっちかと言うとクールトーンだと思う。
上段 シマリングローズ/ウォームマットブラウン
下段 シマリングゴールデンブラウン/光沢感のあるパールクリーム
クワッドアイシャドー 3970 | NARS Cosmetics
…とのことです。(またズルしやがったな)
右上のウォームマットブラウンがもっとダークな色なんだけど写らなかった。
もう1つのクワッド、SINGAPOREはキラキラのグリッターでウォームトーンのめちゃくちゃ今っぽいパレットでこれも可愛かったし、実際情報解禁された時点ではこれ絶対買うじゃんって感じだったんですけど、赤はウォンテッドに入ってるし4色中3色がラメラメだし、ベースのマットカラーと濃いめの締め色を足さないとわたしは使いこなせないなと思ったので一旦見送り。
キラキラ粒大きめのグリッターはアクセントくらいで良いんです、わたしの場合。
(そのうち買う気がする。)
MOJAVEに決めたのは、去年の秋はオレンジとか赤茶とかウォームに全振りしたメイクばかりしてたんだけど、今年は目元はちょっと色味を抑えてクールに仕上げて、その代わりに強めなリップを塗りたい気持ちがあったからです。
フルビニールもガンガン使いたいしね、ギラギラのメタリックリップとかちょっとゴスいダークカラーの唇が気分。
以下、スウォッチです。
全色とても柔らかくてなめらか!
マットな2も従来のNARSのアイシャドウで時折感じていたボソボソ感は皆無で、すごくスムースに肌に伸び広がります。
1のシマリングローズが結構シルバーに見えてたのでそれだけ懸念材料だったんだけど、実際塗ってみると透け感が綺麗でベースもほのかなピンクのニュアンスがあり、肌馴染みが良かったので一安心。
ラメも繊細だしウォンテッドのグリッターと同じくクリーミーな質感です。
3のシマリングゴールデンブラウンが明るいコッパーに発色するんですが、もしこれがもっとがっつりクールトーンのグレーっぽいミディアムカラーだったらおそらく買っていなかったと思う。
この色のおかげでわたしにとっては非常に使いやすいパレットになってます。
あと1のグリッターがウォンテッドのShooting starに似てる。
↓ 上:MOJAVE 下:ウォンテッド
このドリーミーな多色ラメときたら…。
粒の大きさはウォンテッドの方かな。
そして買ってから研究のために毎日MOJAVEでアイメイクをしているんですが、わたしの使い方は
①NARS ベルベットシャドースティック 8265を上下瞼にグリグリ塗り、指で伸ばす
②MOJAVEの4のパールクリームをブレンディングブラシに取り、シャドースティックのペタつきを押さえるように全体に塗る
③2のマットブラウンをNARSのプレシジョンコントゥアーブラシに取って上瞼の目尻にポンと置き、瞼のくぼみに沿って広めにぼかしていき、下瞼にも目尻から塗っていく(上下とも目尻が最も濃くなるように)
④3のシマリングゴールデンブラウンをアイシェイダーブラシに取り、目頭側から重ねて2のブラウンをぼかしていき、下瞼も同様にぼかす
⑤4のパールクリームで眉下の境目をぼかす
⑥1のシマリングローズを指で黒目の上に乗せる
という感じです。
2のブラウンはかなり濃くて黒に近いくらいの焦げ茶なんだけど、これはキワにラインっぽく引くとかよりは思い切ってクリースにガツンと塗った方が目元が締まる。
何となくこのパレット、トムフォードのココアミラージュを想起させるところがあると思うんですが、個人的にはMOJAVEの方がぺぺっと塗っても失敗しにくいかなと思う。
これ使った後にデュアルのPasiphaeとか乗せても可愛い気がするので明日やりますね。
合わせるチークやリップはこれから色々試したいところなんだけど、クセ強いリップを塗りたいからチークは今んとこMACのウォームソウルに頼りっきりです。
ここで一言宣伝させて欲しいんだけど、ホントお前ってやつは最高だよウォームソウル。
それもチークとして入れると言うよりは、コントゥアの延長としてこめかみあたりから頬骨に沿って顔の側面に入れるくらいでいい感じ。
リップは同じく秋コレのリップパレットの葡萄色のような色を塗ってからフルビニールリップラッカーのABRUZZOをうっすら重ねてメタリックな質感を足したり、パワーマットリップピグメントのVAINのような深紅をきっちり輪郭取って塗るのがお気に入りです。
去年は目元も頬も口元もワントーンで揃えるのが好きだったんだけど、ようやく「外す」とか「引き算」ってやつの面白さがわかり始めた気がする27歳、夏。
これから本格的に秋を迎えるのが楽しみです。
そんなこんなで今回のコレクションもお化粧の新たな楽しさを感じさせてくれて、アイシャドウパレット1つでこんなに長い文章を書いてしまうくらい、やっぱりわたしにとってはNARSのコスメはいつまでも一番特別なものだなぁと思った平成最後の夏でした。(平成最後言いたいだけ)
ちなみに長くなりすぎたのでリップパレットについては番外編でお送りしたいと思います!
カミングスーン!!